
こんにちは、ヤマブキです!2月といえば、確定申告!2015年から”ふるさと納税”で少しだけ関わりがありましたが、本気で確定申告するのは今回が初めてでした。
2019年に両学長リベ大との出会いにより、固定費削減、米国株投資、FP取得、開業届提出、と多くの行動をしました。サラリーマンにとってお金の知識を身につけ確定申告することが重要と学びました。
今回は、そんなヤマブキが本気で確定申告をしたら、どれくらい税金が抑えられたのか?
記録を残したいと思います✨
実際に1年間で抑えた税金
私ヤマブキの給与所得600万、手取り480万円くらいです。累進課税の所得税率10%、住民税10%となります。
結論、20万円も節税!?
年末調整では、『年金追納』と『iDeCo』に挑戦し、合計46,988円の税金を抑えました!
そして、確定申告では「⑤寄付金控除」以外の⑥~⑨は初挑戦!医療費が嵩んだことが大きな要因ではありますが、157,892円の税金を抑えることができました!

トータルで20万円以上の税金を抑えられるなんて!
サラリーマンでも確定申告重要ですね!

加入自体不要な生命保険と地震保険の控除を抜いたとしても、18万円以上の節税となっています。来年はiDeCoも12ヶ月分掛けられるし、青色申告控除65万円をフル活用できるようになればさらに効果が得られます!
年末調整にて抑えられた税金
①生命保険料控除
※生命保険支払額 | 年間281,229円 | |
①生命保険料控除 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 120,000円(最大) | ▲12,000 |
住民税 | 70,000円(最大) | ▲7,000 |
年間支払額が多い割に控除額が少ない項目です。入社してすぐ(2011年の制度が変更になる直前)に多くの『いらない保険』に加入してしまいました。社会人になってから最も利用している控除です。これでも、2020年後半に一部解約して掛金を減らしていますが今年はさらに減らす!
②地震保険料控除
※地震保険支払額 | 年間7,090円 | |
②地震保険料控除 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 7,090円(全額) (最大50000円) | ▲709 |
住民税 | 3,545円(半額) (最大25,000円) | ▲355 |
支払いも控除も少額のオマケですね。中古マンション購入時に加入。少額ではあるものの、マンションで地震控除は不要かな?今年は解約検討中です。
③社会保険料控除(国民年金保険料の追納)
※年金追納額 | 年間108,850円 | |
③社会保険料控除 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 108,850円(全額) | ▲10,885 |
住民税 | 108,850円(半額) | ▲10,885 |
大学院時代(20~25歳)の「学生納付特例制度」分。社会人になってから『ねんきん定期便』は届いてましたが、全く見てませんでした。
そして去年(社会人9年目)にFP3級取得後に改めて見たねんきん定期便。追納可能期間が残り10か月に気が付く預貯金は十分あり(この当時は現金比率95%)、追納分は社会保険料控除として全額控除されることを学んでいたため追納。学生時に納付するよりも、所得金額の多いタイミングで納付した方が減税面ではよいですね。

④小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)
※iDeCo掛金 | 年間24,000円 | |
④小規模~控除 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 24,000円(全額) | ▲2,400 |
住民税 | 24,000円(半額) | ▲2,400 |
iDeCo元年!掛金は2か月分のみです。
掛金はSP500や全世界株式などに投資して退職後の資産形成効果抜群です。平凡サラリーマンなら絶対にやるべきですね。
確定申告によって抑えられた税金

ここからが本番!マネーフォワードクラウドで本気の確定申告をやってみた結果・・・

⑤寄付金控除
※寄付金合計 | 年間69,000円 | |
⑤寄付金控除額 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 67,000円 (寄付額-2000円) | ▲6,700 |
住民税 | 67,000円 (寄付額-2000円) | ▲6,700 |
おなじみの『ふるさと納税』です!毎年豪華な返戻金をいただきながら、税金まで抑えられる素晴らしい制度で、もしも「まだやってない」って方は、今年は絶対やるべきですね。オススメは楽天ふるさと納税です。お買い物マラソンを組み合わせるとポイント20%分付与も可能です。詳しくは過去の記事にて!
⑥医療費控除
※医療費合計 | 年間約700,000円 | |
⑥医療費控除額 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 600,000円 (寄付額-10万円) | ▲60,000 |
住民税 | 600,000円 (寄付額-10万円) | ▲60,000 |
今年、初めての挑戦!医療費控除は、納税者本人だけでなく生計を一にする配偶者その他の親族の医療費を払った場合に適用することができることや、薬局などで購入した薬も含めることができるのがポイント。そして【医療費合計ー保険金補填額ー10万円】で算出されます。
確定申告では、『支払った医療費控除の明細書』を添付する必要があるので、頑張って家族分集計。毎月送られてくる『医療費のお知らせ』の金額を使ってもOKだったみたいです。(現在、最終調整中なので見込み70万としました。)
去年は医療費が多くかかったのですが、その分、最も威力の大きい節税効果が得られました。

⑦外国税額控除
米国株や米国ETFからの配当金には、まず現地所得税(米国では10%)が引かれた後、日本国内で税金が引かれます(所得税15.315%、住民税5%)。これは2重課税となるため、ものスゴイややこしい計算をして2重課税分(全額ではない)を還付する仕組みです。
2020年は米国株投資1年目で少額ですが、確定申告チャレンジしてみました。
配当金70,726円(外国税額7,054円)
➡複雑な計算の結果、1,725円の所得税額控除に成功!
⑧株式譲渡の損失繰越
2019年は株知識がないにも関わらず、株に挑戦するも撃沈。源泉徴収なしで、譲渡損失が繰り越せるという知識もなくそのままにしていました。その2019年の損失を繰り越す手続きをするため、『更正の請求』に初挑戦しました。
税務署のお姉さんに教えてもらいながら2時間・・・
上場株式等に係る譲渡損失繰越額は▲65,704円になりました!
2020年の配当金や譲渡利益からは所得税15.315%、住民税5%の税金が掛かりますが、『損益通算』をすることで前年損益分には課税されないので、確定申告をすることにより税金を抑えることができました。
※損失繰越合計 | 年間65,704円 | |
⑥医療費控除額 | 所得控除額 | 減った税金 |
所得税 | 65,704円 | ▲13,348 |
住民税 | 65,704円 | ▲3,285 |

⑧青色申告特別控除
そして、最後に大物青色申告!最大で65万円の控除が可能です。開業届を出したものの、恥ずかしながら売上金額が少なく、初期費用などを引いた後の課税金額は47,105円なので効果は僅か。青色が認められるかも微妙!?笑
2021年こそは、100万円の目標にむけて、このブログも頑張ってまいります。
ConoHa WINGなら、ものすごく安い維持費でWordPressを作ることができるので本当におすすめです。

まとめ
そんなわけで、年収600円手取り480万円のサラリーマンが本気で確定申告に取り組んだ結果、204,880円の税金が戻ってきました~!手取りの4%って相当大きいですよね。
生命保険は一部解約するし、多くが医療費控除なので、家族の健康を守っていくことが先決ですね。

2021年は外国税額も増えるし、青色申告を大きく活用することが期待されます!
年末調整分 | 減った税金 | 確定申告分 | 減った税金 |
①生命保険 | ▲19,000 | ⑤寄付金控除 | ▲13,400 |
②地震保険 | ▲1,418 | ⑥医療費控除 | ▲120,000 |
③年金追納 | ▲21,770 | ⑦外国税額控除 | ▲1,725 |
④iDeCo | ▲4,800 | ⑧譲渡損失繰越 | ▲13,347 |
⑨青色申告控除 | ▲9,420 | ||
合計 | ▲46,988 | ▲157,892 | |
総合計 | ▲204,880 |

サラリーマンこそ、しっかり確定申告を!
ではまた!
コメント
[…] […]
[…] […]